WCS2026の閉会式で、次のレギュレーションが発表された。
レギュレーションM-C。始まるのは2026年9月9日(水)午前11時(日本時間)で、目玉は「Z」と名のつく3体のメガシンカだ。メガアブソルZ、メガルカリオZ、メガガブリアスZ。
既存のメガシンカと並べると、単純な上位互換ではないことが分かる。タイプが変わるもの、攻撃軸が物理から特殊へ移るもの。既存メガとは別枠で見る必要がある。
画像:ポケモン公式アジアプレスサイト
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日程
| レギュレーション | 期間(日本時間) | 備考 |
|---|---|---|
| M-A | 2026年4月8日 〜 6月17日 | 配信開始と同時 |
| M-B | 6月17日 〜 9月9日 10:59 | WCS2026はこのルールで開催 |
| M-C | 9月9日 11:00 〜 12月2日 10:59 | 2027年開催の国際大会での使用が予定されている |
発表は8月30日、WCS2026の閉会式で石原恒和氏から。日本語での特性公開は翌31日だった。
公式発表では、M-Cは2027年のラテンアメリカ国際大会(LAIC)で使用される予定とされている。
この記事を公開した2026年9月1日時点では、まだM-Bの期間中で、Zメガは使えない。切り替わるのは9月9日午前11時になる。
Zのメガシンカ3体 ── 既存のメガと並べる
既存メガ・Zメガとも、種族値と特性はポケモン徹底攻略の各図鑑ページで照合。Zメガの数値は『ポケモンレジェンズZ-A』のデータで、チャンピオンズでの確定値ではない。
メガアブソルZ ── 弱点がフェアリーだけになる
HP 65 こうげき 154 ぼうぎょ 60 とくこう 75 とくぼう 60 すばやさ 151
いちばん分かりやすいのがアブソルだ。ゴーストタイプが付くことで、あくタイプが元から持っていたエスパー無効に加えて、ノーマルとかくとうも通らなくなる。
従来のタイプ相性を前提にすれば、弱点はフェアリーだけになる。攻撃154・素早さ151という数字と合わせると、殴られる前提が大きく変わる。
特性の「きれあじ」は、従来仕様では「切る技」の威力が1.5倍になるもの。対象にはドラゴンクロー、シャドークロー、つじぎり、きりさくなどが含まれる。
メガルカリオZ ── 物理型から特殊型へ
HP 70 こうげき 100 ぼうぎょ 70 とくこう 164 とくぼう 70 すばやさ 151
3体のうち、ルカリオだけタイプが変わらない。代わりに中身が入れ替わっている。こうげき145→100、とくこう140→164。物理で殴る役から、特殊で撃つ役に配置換えされた形だ。素早さも112→151に上がっている。
新特性の「はどうのぼうご」は、接触する技で受けるダメージが半分になるとされる。本作からの新登場だ。防御70・特防70という薄い耐久を、特性ひとつで補う設計に見える。
特性名について。公式アジアプレスサイトの表記は "Aura Guard"(はどうのぼうご)である。海外メディアの一部が "Aura Break" と記載しているが、これは既存の別特性「はどうブレイク」の名称にあたる。
メガガブリアスZ ── 「こおり4倍」を捨てた
HP 108 こうげき 130 ぼうぎょ 85 とくこう 141 とくぼう 85 すばやさ 151
3体でいちばん性格が変わったのがガブリアスだ。じめんタイプが外れてドラゴン単になったことで、長年つきまとってきたこおり4倍が2倍まで軽くなる。
さらに特性が「ふゆう」。従来仕様ではじめん技が効かず、どくびし・まきびし・ねばねばネット・ありじごくも無効になる。場に出るたびに削られるという弱みが、まとめて消える計算だ。
そのぶん代償もある。じめん技のタイプ一致が消え、こうげきは170→130まで落ちた。攻めの手はとくこう141・素早さ151のほうへ移っている。今までのガブリアスとして使うと、まず噛み合わない。
新しい特性の効果(従来仕様)
| とくせい | 効果 |
|---|---|
| きれあじ | 「切る技」の威力が1.5倍。ドラゴンクロー/シャドークロー/ブレイククロー/フェイタルクロー/つじぎり/きりさく など |
| はどうのぼうご | 本作から新登場。接触する技で受けるダメージが半分になる |
| ふゆう | じめん技が効かない。どくびし・まきびし・ねばねばネット・ありじごくも無効 |
上の効果は、いずれも従来作品での挙動である。 チャンピオンズで同じ処理になるかは、実装後に確認したい。
9月9日までに見ておくべきこと
解禁までの8日間で、手元の構築について確かめておけることがある。
・フェアリー打点を持っているか(メガアブソルZの唯一の弱点)
・じめん技や設置技に頼った構築になっていないか(メガガブリアスZに通らない)
・接触技に依存していないか(メガルカリオZの新特性で半減される)
いずれもZメガ3体の実装値が参考値どおりだった場合の話になる。ただし確認しておいて損はない項目でもある。
そのほかに分かっていること
使えるポケモンが増える。 公式が名前を出したのはゴリランダーとセグレイブの2体で、そのうえで「さらに多くのポケモンが使用可能になる」とだけ書かれている。全体のリストはまだ公表されていない。
ルールの変更は発表されていない。 ダブルバトル、持ち時間20分、レベル50に自動調整、同じ道具・同じポケモンの重複禁止。ここは今までどおりだ。公式の資料にある「メガシンカは1バトルにつき1回」も、M-Cでの変更ではなく従来からの仕様の説明にあたる。
まだ確定していないこと
事実と推測を混ぜないために、現時点で確定していないものを並べておく。
・M-Cで追加されるポケモンの全リスト(公式未公表)
・メガヒードランは閉会式のPV末尾に映ったが、公式の文章には記載がない。M-Cで使えるかは不明
・道具や技の調整があるかどうか(発表なし)
Zメガはチャンピオンズの新規デザインではなく、Z-Aからの参戦という位置づけになる。数字と特性がそのまま持ち込まれる保証は、まだない。
参考値ベースでは、Zメガ3体はいずれも素早さ151で揃っている。既存のメガアブソル115、メガルカリオ112、メガガブリアス92と比べると、まったく別の速度帯にいる。
チャンピオンズでもこの値で実装されるなら、9月9日以降は「素早さ151をどう見るか」から構築を組み直すことになる。
出典:ポケモン公式アジアプレスサイト(発表内容・特性の英語表記・画像)/Victory Road(レギュレーションと大会)/ポケモン徹底攻略(種族値・特性・日本語名)/電ファミニコゲーマー・電撃オンライン・ゲームエイト(発表日と期間)。
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